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コラム
小さな蒸留所の大きな夢[第二回]
鳴門金時という希な芋に真っ向から挑んでいます。
サツマイモ・甘藷といえば九州が本場。しかし、四国徳島が誇る甘藷「鳴門金時」は、鳴門市と徳島県の沿岸部で栽培されているブランド芋です。この鳴門金時は、食用サツマイモとして、大切に育てられたもので、海砂と太陽がうまさ をはぐくみ、蒸して焼いて煮て、ほくほくと舌触りよく、例えば焼き芋にして、パカリッと割ったときに立ち上る香気の濃度は比類するものがありません。また赤い皮、黄色い実のコントラストが美しく、甘藷の中の女王と呼ぶにふさわしい芋なのです。かつて私たちは、全国に原料芋を探しました。そうしてやっとたどり着いたのが鳴門金時でした。試行錯誤の末に、ある日ふと立ち止まり足下に目をやりました。そこに希に見る原料芋が育っていたのです。「これは、並の芋ではない!」となれば、焼酎を手がける者として、心血そそがずにいられないのが道理。私たちは、鳴門金時が秘めた可能性を引き出すために、ただただ真っ直ぐに向き合っています。
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